Web決済のデモ
レンタカー予約システムで予約した車両のレンタル料金について、Web上でカード決済するデモ機能を用意しました。デモではデモ用のカード情報を入力して操作が試せます。
以下Web決済とデモの操作について説明します。
Webでカード決済
ここでは、サイトを運営する人が「Web上でカード決済を導入する」ことについて、理解を広められるよう簡単に説明します。
自身のサイトにカード決済機能を導入するには
- Web決済の機能を提供する決済代行会社と契約し
- Web決済の機能をサイトで動作するように組み込む
必要があります。
Web決済の機能を提供する決済代行会社は現在多数あり、どの会社と契約するか、の選択は難しいのが実情です。
選択のポイント
開発者の視点では、Web決済の機能が安全かつ使いやすいことですが、導入者としては利用料、管理機能、契約条件などになるかと思います。
決済代行会社により、希望する機能が実現できない場合もあります。導入の際は、サイト構築者(開発者)とよく打ち合わせてください。
お金の流れ
Web決済したお金がいつ受け取れるかは、決済代行会社との契約条件によって決まります。
予約者が利用したカード会社は、予約者との契約条件によって1カ月に1度、予約者の銀行から引き落とします。
カード会社と決済代行会社との契約条件は公開されておりませんので分かりませんが、定期的に処理されていると思われます。
決済代行会社からお金を受け取るには、決済代行会社との契約条件によります。短期間で受け取ることができる契約もありますが、定期的に処理される契約もあります。
注意すべき点は、予約のキャンセルを受け付ける場合、Web決済を受け付けた場合はどうするか、返金処理などの手順をしっかり決めておくことです。
通常、決済代行会社から予約者に返金する作業は、難しいと思われますのでご注意ください。
セキュリティに関して
カード情報は、自身のサーバーに保存したり、あるいは受け取ってから決済代行会社のサーバーに情報を渡すような処理の仕組みは、利用しないようにしましょう。自身のサーバーにカード情報を取り込むことは、リスクが大変大きい、と理解してください。
デモでは、「PAY.JP」社のチェックアウト機能を利用しています。
この機能は、カード情報の入力操作は「PAY.JP」社によって機能が提供され、直接「PAY.JP」社へ渡されます。自身のサーバーにカード情報が渡されることはありません。
SSLは利用しましょう。
予約データがインターネット回線上を流れるため、のぞき見されても理解できないように暗号化しておくと安心です。
デモの操作手順
最初にデモサイトで車両の予約を実行してください。メールアドレス以外は、名前、住所、電話番号など適当で構いません。
1.予約が終了したら、メニューから「予約確認」ページを開き、予約IDとメールアドレスを入力して、予約内容を表示してください。
2.予約内容が表示されたら「お支払い」ボタンを押します。
「お支払い」ボタンを押すと、決済を実行するプラグインに処理が渡されます。次からの操作は、レンタカー予約システムの操作ではなく、弊社が別途開発中のPAY.JP用決済プラグインの処理になります。
3.支払料金額が表示されますので、「お支払い」ボタンを押します。
4.PAY.JP社のチェックアウト操作で、デモ用のカード情報を入力し、実行ボタンを押します。
5.「お支払い」ボタンを押して決済を実行します。正常に終了すると以下の画面が表示されます。
以上です。